特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

介護報酬改定の勉強会

おはようございます。今日もお読みいただきありがとうございます。

 

今日は12月30日土曜日。今年もあと僅かですね。でも今日も普通に朝起きて6時前に事務所に出勤。今日は午前中仕事、午後は片付けして早めに帰ります。途中、ロードサイドの大型魚屋さんに行って大みそかに食べるカニを買って帰る予定。ここのお店、年末は大渋滞が風物詩化しているので、今日は徒歩で行ってきます。

 

昨日は新橋で来年の介護報酬改定を見据えた勉強会でした。何もこんな年末時期にやらなくても・・・と思いますが、それでも来年は3年に一度の報酬改定ですし、処遇改善加算制度も一本化されるなど、我々社労士的にも重要な改正になるので参加してきました。

昨日は20名弱の受講者(当然全員社労士)でした。結構な割合で東京都社労士会でご一緒する処遇改善アドバイザーの先生が参加されていました。逆を言えば、処遇改善の支援をする先生が限られているってことかもしれませんね。あと若干女性の先生が多かったように思います。

 

勉強会では現在厚労省で行われている審議会の資料を基に来年の報酬改定と共に行われる処遇改善加算制度の一本化の解説、外国人雇用の現状など解説いただきました。処遇改善の一本化では「介護職員等処遇改善加算」に名称が変更になること(似たような名称ばかりでややこしい)、一本化のイメージ(4階建てになること、算定要件)、その他職場環境等要件の改訂など確認することができました。

 

感想ですが、事務負担の軽減という意味では制度がシンプルになる分、処遇改善制度が求める方向性(経験技能のある職員により分配する等)に合わせて如何に加算を分配させるかなど法人の方で考えることが増えるように感じました。また書類作成がシンプルになる分、算定要件を充たしているか指定権者の見る箇所が変わってくる訳で、ある意味「テキトー」に算定要件を充たしていた事業者(キャリアパスがないけど加算Ⅱ以上を取得しているなど)は、これを機会にしっかりと算定要件を充たすよう取り組まないといけないですね。また加算の制度が変わるので、賃金規程の改訂は必須ですし、キャリアパス制度も見直しが必要な事業所もあると思います。あと職員の定着を考えるとやっぱり評価制度の導入は必要ですよね。特に処遇改善加算Ⅰを取得し、算定要件を資格手当で算定している事業所はこれを機会に評価制度の導入を検討していいんじゃないかなと。

 

我々社労士としても、計画書や実績報告書を提出することで満足せずに、処遇改善制度が職員の定着に繋がっているか、算定要件が法人の実態に合って機能しているかを指摘することが求められていると思いました。「木を見て森を見ない」状態とならないようにしないといけませんね。

 

今回の勉強会は受講料が22,000円で少々お高かったですが、満足度がそれ以上でした。案外とそんな勉強会は少なく、今年最後の勉強会がそんな会でよかったです。来年は介護報酬改定の対応で忙しくなりそうです笑。

 

勉強会後は懇親会もありました。新橋で呑むのも会社員時代以来なので、5年以上前かな。つい懐かしさもあって駅前のSLを写真に撮ってしまいました笑。


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それでは今日はこの辺で。今日も素敵な一日となりますように。

 

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