特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

助成金の不正受給

おはようございます。

東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントコンサルタントの盛田です。今日は4月15日土曜日。今朝の日野市は明け方から雨が降っています。気温は15度。事務所の窓を開けて仕事をしていますが、部屋に入ってくる風がひんやりしていて気持ちいいですね。今日はこの後9時半に紀尾井町にある倫理研究所に行くので、8時過ぎまで内勤してから出かけます。終わって、いったん事務所に戻って、夕方から立川で倫理法人会のイベント(新入会員オリエンテーション)に参加して、夜は懇親会。近頃は倫理法人会の懇親会も増えてきましたね。

 

助成金の不正受給で社労士が関与していたとして厚生労働省HPに公表されることが度々あります。厚生労働省では、昨日と一昨日も東京労働局が2名の社労士を公表しています。同業者として何で不正受給に関与するんだろうって質問してみたいですね。想像するに、最初から不正受給するつもりは当然なく、請け負った助成金業務について社労士側のミスがあり、それを取り繕う(ごまかす)中で結果的に不正受給になってしまったのかなと。それか顧問先企業から何とか助成金を受給したいと強いプレッシャーを受け、つい不正に申請して受給してしまったか。

公表された案件を見ても、4月14日に不正受給した案件(雇用調整助成金の不正受給で休業していない従業員を休業扱いとして虚偽に申請)では受給額は2百万円程度。その中から幾ら社労士報酬を貰うことになっていたのか分かりませんが、それでも2割から3割程度かと思います。僅かと40~50万円と言ってはいけないのですが、それで危ない橋を渡るって言うのが不思議ですよね。助成金は5年以内に調査が入ると言われていますし、それくらいの金額で5年間心配を抱えながら生活するのかって感じです。

 

一昨日の公表案件では、両立支援等助成金の不正受給で受給額は30万円弱。こうなると不正受給してまで助成金が欲しかったのではなく、何か社労士側がミスをして、それを言い出せずに不正をしてしまったって感じでしょうか(あくまでも推論ですが)。
私も助成金の提出代行をしていますので、そのような誘惑に駆られる気持ちは分かるというか、準備してスムースに進まず、結果申請を諦める際の雰囲気って重たいですからね。何とかしなきゃって気持ちになってしまうのかもしれません。

 

理由は何であれ不正に申請して受給することが許されるものではありませんので、自分自身戒めて業務に向かわないといけないですよね。不正受給を公表されることで仕事に影響するだけでなく、社労士全体の品位を汚すことに繋がりますので。今月以降も助成金の支給申請が続きますので、丁寧に仕事に向き合って、顧問先とコミュニケーション良く向き合わないといけないことを感じます。

 

それでは今日はこの辺で。せっかくの週末ですが、生憎の雨でスタートです。それでも素敵な週末となりますように。

 

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