特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

東京都の奨励金

おはようございます。

東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントコンサルタントの盛田です。今日は10月24日月曜日。今朝の日野市は薄い雲が空を覆っています。今朝は車で出勤しましたが、フロントガラスには雨粒も少々。明け方に少し雨が降ったようですが、今は降っていないですね。yahoo天気予報では曇り予報で、気温も朝方とほとんど変わらないみたい。昨日が温かったから、余計に寒さを感じそうな一日です。
今日は基本内勤で夕方にご紹介いただいた企業さんに訪問してきます。お昼ごろに倫理法人会の関係で会員企業さんに訪問もしてきます。

 

先日、東京都社労士会の勉強会からの情報で、東京都が実施する奨励金(助成金の東京都版みたいなもの)の紹介がありました。「魅力ある職場づくり推進奨励金」です。

この奨励金は働きやすい職場作りをしたり、賃金を上げたりすることで奨励金を受給できるというもの。内容的には厚労省が行っている「働き方改革推進支援助成金」に近いようにも思いますが、支給申請に向けた取り組みでは面倒なところも多々あります。

 

先ず事前エントリーが必要で、月に1度程度のエントリーで約100社募集することになっています。合計5回のエントリー機会で計500社程度がこの奨励金を利用することができます。よって使いたくてもエントリーで合格?しないと使えない制度となっています。

 

エントリー後に専門家(社労士)が2回訪問することが必要になります。まだ「利用の手引き」が公開されていないので分かりませんが、顧問社労士は専門家として訪問することはできないと思われるので、顧問先企業が利用する場合、別な社労士が訪問し制度の説明などすることになり少々煩わしいものがありますね。

 

その後、①フレックスタイム制、②選択的週休3日制、③ワーケーション制度、④社外副業・兼業制度、⑤人材育成方針の策定と目標管理制度などの導入、⑥社内メンター制度、⑦リスキリング支援制度、⑧外部キャリアコンサルタント利用制度、⑨表彰制度の導入のどれか(最大4つまで)を行い、支給申請することになります。ひとつの取り組みに対して10万円が支給、それ以外に30円以上の賃上げを行った場合に一人につき6万円、最大60万円の支給があるので、最大で100万円の支給を受けることができます。

 

ただ東京都の奨励金って面倒なんですよね。やたらと書類が多いイメージ。チラシだけ見ると何だか取りやすいように思えますが、なかなか支給申請に向けた事務的な負担も大きいです。また奨励金目的の制度導入だと作ったものの誰も利用せず、却って社内を混乱させる元になりかねないので、慎重な検討が必要になると言えます。それでも顧問先数件には案内してみようかな~と思っています。

 

別件ですが、先週くらいから税務署からの連絡で国税の未払いがありますって感じのspamメールが届きます。何で届くか分かりませんが、気持ち悪いですね。spamメール扱いなので、そもそも騙されることはないのですが、よく分からない方はびっくりして振り込んだり指定するところに連絡してしまうかも。未納額も40,000円程度だし。ブログを読む方は大丈夫だと思いますが、くれぐれもご注意ください。

 

それでは今日はこの辺で。

 

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