特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

読了報告㉗-一汁一菜で良いと至るまでー

おはようございます。

東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントコンサルタントの盛田です。今日は6月20日月曜日。今朝の日野市は薄い雲が空を覆っていますが、晴れています。今日も暑くなりそう。6月も下旬に入りましたが、これから約3カ月蒸し暑い日が続くと気が滅入りますね。。。(汗)。

昨日は結局、午後から事務所に出てきて本を読んだり、考え事したりダラダラとしていました。何も来なくてもと思ってしまいますが、やっぱ事務所が落ち着くんでしょうね。でも、今は半ば仕事が趣味状態になっているので、これもそろそろを見直さないと。。。

 

昨夜読み終えた本の報告です。


『一汁一菜で良いと至るまで』 土井善晴

 

料理研究家土井善晴さんの著書です。外で食べる料理と家庭料理は一緒でなくてよい、一汁一菜で充分、と提案する土井さんの料理家としての半生をまとめています。普段、テレビをあまり観ないのですが、たまに夜9時からEテレ(NHK教育)でやっている料理番組を見ると土井さんが関西弁で料理を作っていたような。面白い料理家だな程度の認識ですが、面白そうな本だったのでネットでポチっと買ってみました。
土井さんは15分の料理番組で塩おにぎりだけを作った伝説(?)もある方です。ちなみに本の中で料理番組で塩おにぎりを作ったことも触れていて、塩おにぎりは夏の暑いときでも朝作って、夕方くらいまで外に持って出ても食べることができる保存食でもあるとの考えで、そのために丁寧に綺麗な水でご飯を炊いたり塩で丁寧に握ることで殺菌作用があるとのことでした。なるほど。。。

 

私が子供の頃は外で外食するなんて機会は全然なく、せいぜい出前を取るか旅行(それもほとんどない)した時にレストランに行くくらいでした。それがファミレスやファーストフード店があちこちにできたことによって、外食が珍しいことではなくなってしまい、結果、家庭でも外で食べるような手の込んだ料理を求めるようになりました。お金を払って食べる料理と家族の健康や団らんを求めて作る料理を一緒にする必要はないとしています。なるほど・・・。だから、家庭での料理は不格好でも全然問題ないし、一汁一菜で言えば、ご飯と具沢山のお味噌汁で充分であり、具沢山であればそれで十分なおかずでもあり、健康面でも問題なく、みそ汁に何を入れてもいいので無限の可能性もあると。時間と心に余裕があれば、一品一品増やせば十分であると。。。

 

土井さんは、元々外国のレストランや有名な割烹料理店で修業を積んだ方で、当初家庭料理を(割烹料理などと比べて)下に見ていたそうです。でも段々と別なものであり、同列に並べることに違和感が生まれたとのこと。修行時代の話しも面白く読むことができました。

 

それでは今日はこの辺で。今日は一日内勤して、年度更新の電子申請を片付けます。

 

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