特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

読了報告⑭-クラッシャー上司-

おはようございます。
東京・日野市の社会保険労務士/アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。

今朝は雨ですね。今日は直行で顧問先なので、自宅でブログを書いています。出かけるまでに雨が上がってくれるといいのですが。。。

 

緊急事態宣言が延長となるようです。都内の新型コロナウイルスの新規感染者数は減少していますが、検査数も減っているので何だかよく分からないですね。重篤な患者も高止まりしているので、やはりまだ危険な水準なんでしょう。。。今更ながらですが、ニュースとか見ても何が正しいのかよく分からなくなってきます。いろんな専門家がいろんな見解を述べるので、だれかに整理して一本化してほしいくらい。政府の発表も自分の都合の良いような感じもしますし。。。まぁしばらくは注意し続けるしかないことだけは確かですね(汗)。2月は山梨でアンガーマネジメントの講座もあるし、3月初旬には福祉施設でのハラスメントの研修も控えているので、開催できるか微妙な感じもしてきます。特に福祉施設は難しいかな。。。コロナで困っている事業者に比べれば私なんかはまだ恵まれた仕事ですよね。感謝しないと。

 

先週、一般財団法人21世紀職業財団が認定する「ハラスメント防止コンサルタント」の資格更新研修を視聴しましたが、その時の講師のお話しが非常に良くて(現場感があって切り口も社労士と違っていたので)、その講師の著書を早速、ポチっと買って昨日読みました。それほど厚い本ではないので、2~3時間あれば読めると思います。内容的にも引き込まれました。

 

クラッシャー上司 -平気で部下を追い詰める人たち-(松崎一葉著)

 【内容情報】(出版社より)
自分の出世のために、次々に部下をつぶしていく人の精神構造と対処法を、数多くの実例に接した精神科の産業医がやさしく解説。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「俺はね、(部下を)5人潰して役員になったんだよ」。大手某社に産業医である著者が招かれた際、その会社の常務が言い放った言葉である。このように部下を精神的に潰しながらどんどん出世していく人たちのことを、精神科医牛島定信氏と彼の教え子である著者は「クラッシャー上司」と名付けた。クラッシャー上司には「自分は善である」という確信があり、他人への共感性が決定的に欠如している。精神的に未熟な「デキるやつ」なのだ。本書では著者が豊富な経験に基づいてクラッシャー上司の具体例を紹介。さらに精神構造、社会背景を分析し、最終章で対策を述べる。

 パワハラの行為者の多くは仕事ができる人です。だから自分のやり方や考え方を人に押し付けるし、仕事ができない理由が分からない。自分のやり方で一定の成果を上げているので、自分が正しいと疑わない。ある意味独善的な方ですよね。そして、本にもあるとおり人がどう思うか(捉えるか)の「共感力」が欠けている、または持っていない人ですよね。。。管理職の方にぜひ読んでほしいですし、部下の方もパワハラ上司がいた際に、諦めて嵐が過ぎ去るのを待つだけでなく対処する方法も学んでおくべきかもしれません。
今は終身雇用の時代ではないですし、それこそ身体を壊してしまっても会社は何もしてくれませんから。そして、最後はそこまで我慢して続ける仕事かどうかを考えることも必要な時代かもしれません。ご縁あった会社をパワハラを受けて退職なんて寂しい限りですが。。。

 

では、この後、顧問先に直行で出かけてきます。お昼は何を食べようかな。。。出かけるときの楽しみですね(笑)。

 

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