おはようございます。
日野市の社労士、アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。
昨日は地元の法人会が主催する新春講演会に出席しました。
法人会は適正納税を啓蒙・普及する地域の経営者団体です。名前のとおり、「法人」で組織されていますので、本来、個人事業主である私は加盟する資格はないのですが、賛助会員という制度があり加盟しています。
入ったから何かあるかと言うほどのこともないのですが、せっかく地元で開業しているので、地元の経営者の集まりに参加して知り合いが増えたらいいなと思ったのと、少しでも地域貢献のお手伝いができればと思った程度で加盟しています。
実際、加盟して半年経ちますが、イベントに参加するのは2回目で1回目は夏休みこども納税教室のお手伝いでした(笑)。
なお、このような場に参加することで関与先が増えると考える方もいるかもしれませんが、現実には難しいかなと思っています。よっぽど上層部に入れば別でしょうが、開業間もない社労士が入って、増えるほど甘いものではなく、何年もお手伝いしてはじめてご紹介いただける程度で考えています。私もそんな何年もお手伝いできるとも思っていないので、結局は顔見知りが増えれば良し、程度で考えています。
で、昨日の講演会は、中央大学法科大学院教授でコメンテーターとしてテレビでも活躍する(あまりテレビを見ないでのよく分からないですが)野村修也弁護士でした。
講演テーマは「共通価値の創造(CSV)とは何かー社会課題がビジネスチャンスを生むー」。
もっと聴講者が多いかなと思いましたが、案外と少なく、法人会関係者が多かったでしょうか。あまり関心がないのかな。このようなテーマでの講演って、多摩地区だと聴ける機会が少ないし、無料ですからね。有り難いと思いますが・・・。
講演の内容ですが、
・日本は課題先進国:少子高齢化、岩盤規制、財政逼迫、こどもの貧困など社会的課題が多数ある。→しかし財政がひっ迫しており、行政に頼るのも限界がある。
・課題はビジネスチャンス:マイケル・ポーター教授「CSV(共通価値の創造)」→社会のニーズや問題に取り組むことで社会的価値を創造し、同時に経済的価値が創造されるとのアプローチ
・SDGsが投資を生む(ESG投資)
・日野市はSDGs先進都市であり、今後のビジネス展開を考えるとき、SDGsを意識してみるとよいのでは。難しく考えるのではなく、身近な社会的な問題に対しSDGsと結び付けて考えてみる。など
私は新年にあたり示唆に富む講演だったと思いました。少なくとも自分には関係ないやではなく、そんな目で物事を見ることが大切だと。社労士として支援できることも多いでしょうからね。
その後は新年会も開催されましたが、それはお断りして事務所へ。
今日はやはり地元商工会の新年会です。あと、この後、ハローワークに手続きの相談で行ってきます-。
今日は昨日に比べ暖かいようですね。では、またー。