おはようございます。
日野市の社労士 盛田です。
今日は昨日に続き、自身の創業融資体験について書きます。
私は開業にあたり、地元信用金庫を経由して融資を受けました。ただ、前回保証協会の保証を受けたのと、地元日野市の創業制度も一緒に利用しました。
日野市では創業支援として、借入金利の一部負担(最大1.5%)、保証協会に支払う保証料の半額負担してくれます。金融機関からの借り入れ利率が1%程度だったので、結局金利0%!で借入ができました。これは有り難い制度です。あと保証料は確か3万円程度でしたので、半額負担で借入実施2カ月くらい経過後に1.5万円が戻ってきました。金融機関担当者曰く、日野市は近隣の市町村に比べても、かなり手厚い方だそうです。
創業融資の流れですが、最初、金融機関の創業支援部署に行き、その後、地元の支店を紹介いただき、手続きなどはそこの支店で行っています。
その後は、金融機関と打合せながら創業計画を作成→何度かやり取り後提出→東京都信用保証協会へ行き、面談・審査→日野市の審査後、融資実行でした。
概ね2カ月弱かかったと思います。日本政策金融公庫に比べると、やはり時間がかかるので、早めの準備が必要と思います。あと、創業計画書ですが、どこまで正確に作成すべきか(特に財務計画)悩みました。士業なので、仕入はほぼ0だし、売上も見込めていなかったので、正直「絵に描いた餅」状態だったと思います。
あと、借入額は、2百万円でした。本当はもっと借りたかったのですが、保証協会など国の税金が入っている関係上、不必要な融資はできないとのことで、予測B/S、P/Lを元に借入額を決める感じでした。余剰資金を手元に持ちたい方は、日本政策金融公庫の利用も検討した方が良いかもしれませn。
【金融機関(市の創業支援制度、保証協会利用)のメリット】
・金利や保証料の補助がある
・地域金融機関の方と知り合える(その後、事務所通信等送っています。まだ成果はないですが。。。)
【デメリット】
・融資実行に時間がかかる
・必要額しか借入できない
現在、融資を受けた2百万円はほぼ残っていません。
やはり、それなりに研修を受けたり、経費を払っていくと思った以上に使ってしまいます。
創業融資は一応創業後3年くらいは使えるようなので、大きな資金ニーズが生じれば再利用を検討しようと思っています。
でも、それには決算を黒字にしないといけないですが。。。創業当初は赤字体質なんですよね。
では、また。