特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

ホストクラブの売掛金問題に想う

おはようございます。今日もお読みいただきありがとうございます。

 

今日は12月6日水曜日。昨夜は雨が降ったようで、朝自宅を出ると路面が濡れていました。雨が降るのも久しぶりだな~と思いながら今日も歩いて事務所へ。今朝は昨日までに比べると若干暖かいですね。日中も15度くらいまで上がるようです。

 

昨夜は社労士会のweb会議を終えてから自宅へ(21時くらい)。いつものようにお風呂に入ってノンアルビールを呑んでテレビを観ました。ちょうどニュースでホストクラブの売掛金問題について報道していました。

 

ホストクラブにハマった(主に若い)女性がお金を払えなくなり売春やAV業界に頼らざるを得ない状況が国会でも問題になり、歌舞伎町のホストクラブを中心に売掛金対策について取り組むようになったとの報道でした。ホストクラブ業界として、売上アップに注力する余り、倫理観の欠如があったと経営側のインタビューもありました。


そもそも支払い能力のないような若い女性が何十万もする飲食代を払えるはずもなく、それを分かっていながら勧誘する業界の姿勢も問題ですし、代金の回収を外部の反社会的勢力等に依頼するのは、もはやこの業界自体が反社会的勢力の一部になっているようにも映ります。結局のところ、このようなことをしていると真面目にホストをやろうとしている方も同じように見られしまい、仕事への誇りを失わせ、ホスト自体がヤバい仕事であるとの業界全体のイメージダウンに繋がってしまいます。

 

本来仕事に貴賤はなく、真摯に取り組む仕事は尊いはずなんですが、一部の倫理観の欠如により卑しい仕事と映ってしまうのは大変残念なことですよね。親に堂々と「ホストしている」と言えないような仕事になっていないかな?なんて思います。ピータードラッカーの言葉に「どんな会社にしたいかと問われたら、自分の子供を働かせても良いと思える会社と言えるようになることが大切」って旨があります。ホストクラブで働く方々に伝えたい言葉ですね。

 

あと女性側も寂しさや居場所のなさからホストクラブに通ってしまう面もありますよね。トー横キッズじゃないですが、夜遅くまで飲食店に通ってしまうことを諫める・心配する家族や友達が身近にいないのも現代を映す側面のように思います。また付き合う人で人生が変わってしまうって事実を端的に示す事例なのかもしれません。


本来であれば、自分の収入を超えるような散財に対し心の中でストップがかかるでしょうし、信頼できる周りの方に相談すれば身を崩すことにはならないと思います。でもその環境にない若い方も少なくないってことは大人社会にも問題があるでしょうね。

 

単にホストクラブがヤバいでなく、いろいろと考えさせられるニュースでした。

 

それでは今日はこの辺で。今日は午後から都内で倫理法人会セミナーを受けて、急ぎ戻って夕方から2本研修です。

 

今日も素敵な一日となりますように。

 

sr-morita.com