特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

65歳超雇用推進助成金②

おはようございます。

東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。今日は7月12日月曜日。今朝も日野市は晴天です。昨日は夕方、雷雨でしたね。夕方近くになって自宅庭の草むしりを始めたら、風がひんやりしてきて、空も暗くなってきたな、こりゃ夕立かな~と思ったら、雨が降ってきました。結構、雷の音も大きくて、びっくり。先週もこんなことありましたよね。今日も場所によっては雷雨予報。時間に余裕があれば、雨宿りして少し待てば雷雨も通り過ぎるんでしょうがね。。。

 

今日は一日内勤のため、ラフな服装で出勤しています。内勤と言いつつも、午後は倫理法人会の次期役職者やエリアのリーダーが来所されて、今後のひの多摩倫理法人会の運営について打合せがあります。倫理法人会は8月が事業年度の締めになっていて、8月から新しい役職者で会を運営することになっています。私は9月から事務長ということでお手伝いします。今以上に倫理法人会に時間を使うことになりますが、これも倫理活動の実践というか自分の勉強と思って前向きに取り組みます。倫理法人会のことは改めてブログに書きますね。

 

今年度の助成金では65歳超雇用推進助成金がおススメということで、複数の顧問先にご案内しています。現在、高年齢者雇用安定法では、定年の定めは60歳以上、希望する労働者には65歳までの継続雇用が義務付けられていて、実質的には65歳定年となっています(60歳で定年となり、一年更新の嘱託契約の有期雇用が一般的)。これが本年の4月に改正になり、定年の年齢は変わりませんが70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となっています。将来的には(そう遠からず)65歳定年、70歳までの継続雇用が義務化されるものと思われます。現在の平均寿命や年金財政などを考えれば、至極当然の流れですよね。欧米諸国は既に68歳~70歳が年金の支給年齢となっていますし、そうなると定年の引き下げを行って、賃金を確保させないといけないです。

https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000626609.pdf

 

65歳超雇用推進助成金は①65歳超継続雇用促進コース、②高年齢者評価制度等雇用管理改善コース、③高年齢者無期雇用転換コースがあり、単純に就業規則で定年の引き上げが可能であれば①を勧めます。ただ当然ながら定年の引き上げをすると、今までは60歳で定年として、嘱託にして賃金を引き下げていた会社からすると、年齢によって賃金を下げることはできないので、結果人件費が上がる可能性もあります。なので、簡単に定年の引き上げができないのであれば、②の雇用環境の改善を行い、助成金を申請することも提案します。③は50歳以上の有期雇用者がいれば、それを無期転換契約に替えると受給できます。キャリアアップ助成金と同じ考えですが、キャリアアップ助成金は3%以上の賃上げが必要なところ、こちらは賃上げまでは求められていないところが違います。

 

今月申請する企業もあるので、取り組みについては改めてブログに書きたいと思います。では、今日はこの辺で。写真は昨日都内に行った際に食べた駅そば(ちくわ天蕎麦)です。サラリーマン生活が長かったので、たまにこんなのが無性に食べたくなるんですよね(笑)。


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