特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

最低賃金の引き上げ

おはようございます。東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。

今日は9月1日水曜日。防災の日でもあります。昨日までの残暑から一転して、今朝の日野市は昨夜の雨の影響もあってかヒンヤリした朝です。日中もあまり気温は上がらないようで、夏の暑さも今年は昨日で終わりになるのかな?海水浴に行くわけでもないので、外歩きする身としては暑くないのは大歓迎ですね(^^)。

 

以前もブログに書いたかもしれませんが、10月から全国で最低賃金が引き上がり、東京都では28円引き上がり最低賃金が1,041円になります。一部例外はありますが、アルバイト含めこれ以下の賃金は最低賃金法違反となり、障がい者雇用の促進などで例外適用を受ける場合でも届出が必要になります。よって飲食店やコンビニなどを中心に最低賃金ギリギリで採用している会社は対応(要は賃上げ)が必要になります。

 

昨年は最低賃金の引き上げ見送りや1円程度の引き上げが多かったことから、特にコロナで影響をうける会社は負担が大きいですよね。国は業務改善助成金の活用を促していますが、人件費の負担が増えることに変わりはありません。それにこの助成金は受給するのに結構ハードルも高いんですよね。。。

 

私がはじめてアルバイトをしたのが約35年前の高校卒業前に小田急線・田園都市線中央林間駅前のラーメン屋さん(たしか花梨って店名)でした。ラーメン屋さんの道向かいに系列の喫茶店を経営していたくらいですし、改札を出てすぐの駅の構内のお店だったので、小田急東急グループの外食会社が経営していたのかもしれません。その時の時給が480円だったと思います。今の半分以下ですね。35年かかって倍になるのが早いのか遅いのか分かりませんが、時給だけ見たら隔絶の感もあります。でも実際、まだまだ最低賃金は低いですよね。最低賃金ギリギリで働いていたら、月に200時間働いても20万円にしかならないですから。社会保険など払ったら、手取りで17万円前後かな。フリーターやこれくらいの時給で働かざるを得ない若い世代では結婚なんて難しいと思ってしまうでしょうね。。。

まぁ、兎にも角にも来月から最低賃金が引き上がるので、改めて自社の賃金が最低賃金に触れないか確認は必要かと思います。時給の方は分かり易いですが、月給者で所定労働時間が大きい(長い)方は、一度チェックしてみてはどうかと思います。

 

今日は一日都内で労働相談の担当です。よって今は会場近くのコメダ珈琲です。コメダは明るくて静かでいいですよね。地元にも欲しいくらい。

今日は事務局より事前に相談者の連絡がなかったので、もしかしたら相談者ゼロかもしれませんが、時間内は会場にいないといけないので、本を2冊持参してきました。仕事もできますが、電波が届きにくいので仕事をしているとストレスも感じるんですよね。

 

では今日はこの辺で。また。

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