特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

雇用調整助成金の特例措置の再延長

おはようございます。

東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。今日は7月23日金曜日。日野市は朝から晴天です。でもいつもより若干気温は低め。歩いて事務所に向かいましたが、日陰を歩くと気持ちいいですね。今日はお昼から顧問先とwebで打合せがあって、その後、ワクチン接種(1回目)に行ってきます。直ぐに副作用は出ないようなので、夕方まで仕事して明日は一日自宅でゆっくりします(’倦怠感があるようなので)。

 

いよいよ今日はオリンピックの開会式。どうなることやら。昨日も一人解任されましたし。もはや入場と開会宣言して、聖火に火をつけて終わった方がいいのではないかと思うくらい。何をやっても叩かれるでしょうからね。。。

 

一昨日、内閣府経済財政諮問会議が開催され、最低賃金引き上げに伴う経済施策など議論されました。東京では同じく一昨日に東京地方最低賃金審議会が開催され、現在の1,013円から1,041円に引き上げるよう東京労働局長に答申したところです。一気に28円の引き上げ。昨年は東京は最低賃金の引上げがなかったので、大きいですね。特に最低賃金ギリギリで社員やアルバイトを雇用する外食産業をはじめとしたサービス業は、コロナ禍で大きく業績が下がっていますので、その中で最低賃金を引き上げると益々倒れる会社が増えるかもしれません。

 

最低賃金を引き上げたことによる副作用を抑えるためにも雇用調整助成金の特例処置の継続も決まりそうです。現在の特例措置は9月まで延長することが決まっていましたが、それが12月まで延長となります。ただ、景気が上向かない中での最低賃金の引上げですから、場合によっては更に年度末くらいまでの継続もあるんじゃないかな。。。ワクチンの接種がどれだけ進み、通常の経済活動に戻れるか次第でしょうね。経済財政諮問会議の会議資料(雇調金関係)は以下のとおりです。

shiryo_03-2.pdf (cao.go.jp)

 

でも、最低賃金の引上げに伴って雇用調整助成金の特例措置を延長って分かり難いですよね。それに最低賃金を引き上げると、特に扶養の範囲で働きたい方は勤務時間を減らすことも想定されます。単に賃金を上げるだけでなく、扶養の範囲の見直しなども一緒に考えないと歪な制度になってしまうようにも思うんですけど。

 

また最低賃金の引上げに伴い、業務改善助成金の積極的な活用を!、となりそうです。今回は最低賃金を一定額以上(30円以上)引き上げる場合は、パソコンの費用なども助成の対象にすしたり、年度内に複数回の申請も可能とするなどいろいろと活用の推進を図る施策も設けるようです。提案できる先が増えるかもしれませんので、この助成金の動向も要注意ですね。

 

では、今日はこの辺で。この後は普段視聴できない研修動画を視聴したいと思います。

sr-morita.com