特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

副業・兼業に思う

おはようございます。

東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントコンサルタントの盛田です。今日は6月28日火曜日。今朝も日野市は暑いですね。今朝は少々(30分くらい)寝坊してしまい6時頃自宅を出てきましたが、既にギラギラした太陽に照らされて朝早くにも関わず暑かったです。私が子供の頃は、朝は早く起きて宿題を片付けて、昼は暑いですが外で遊ぶくらいの感じでしたが、今は朝から猛暑なのでなかなか難しいですよね。昼間に外で遊ぶなんて自殺行為ですし。でもこれから夏の高校野球の季節になりますが。。。(汗)。
今週は仕事の関係上、毎日車で出勤なので助かりますが、歩いて事務所に行くことを思うと仕事する意欲がなくなりそう。

 

今朝、ラジオを聴いていたら厚生労働省が副業・兼業に関するガイドラインを改訂して、企業に副業・兼業に関する状況(副業・兼業を容認しているか、条件付きで認めているのであればその条件など)をホームページなどで公表するよう求めることになるとのことで、公表は義務ではなく任意だそうです。でもきっと数年後には「努力義務」になって、その後、「義務」になっていくんでしょうね。。。

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多様なキャリア形成や賃金がなかなか上がらないことに対する将来の不安の解消などの観点から副業・兼業を容認する方向に持っていこうとしているのは分かりますが、現実問題、週40時間勤務する会社員が会社勤め後にもう1つ別な勤務先で働く(兼業)するのは、長時間労働の観点から難しい(そもそも兼業先は割増賃金を支払う義務も生じる可能性がある)ですよね。兼業して長時間労働となって、健康を害したり、兼業先の仕事が理由で元の仕事(本業)が疎かになってしまっては意味もないですし。

 

働く方に一定のスキルなどがあって、土日のお休みにフリーランスとして収入を得る(副業)ことは労働者ではないので、労基法の制限は受けないですし、こちらなら可能性はあるように思います。例えば英語が堪能なので翻訳の請負をするとか、デイトレーダーとして収入を得る、ボランティアなどで僅かでも収入を得るなどが想定されます。でも、そんなことが可能な会社員はそれほど多くないのではないでしょうか。

 

理想論で言えば、本業に専念し、遣り甲斐も賃金も満足でき、勤務後の空いた時間は家族と一緒に過ごしたり余暇に充てるのが一番いいのだと思います。それが実現できないことに問題もあるんでしょうね。賃金もなかなか上がりませんし、ここに来て物価も上がってきましたし。。。これから益々副業・兼業のニーズが増えるのかもしれません。

 

副業・兼業の実施を促すだけでなく、労働時間法制の見直しや賃上げを促す取り組みも大切だと思うんですよね。特に賃上げは他の先進諸国に比べても全然できていない訳ですから。副業・兼業を促すだけでは現実的ではないように思います。副業・兼業は中小企業でも実施の声が高まる(却って大企業に比べて賃金が低い場合が多いので、副業・兼業は実施ニーズが高いかも)と思います。私自身も情報収集と理論武装をしておかないといけないテーマですね。

 

では今日はこの辺で。今日はこの後、立川の顧問先に行ってきます。駅近くの会社なので、電車と徒歩で移動(汗)。

 

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