特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

定額残業代のご相談

おはようございます。

東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントコンサルタントの盛田です。今日は4月29日昭和の日、祝日です。毎週金曜日の朝活である倫理法人会経営者モーニングセミナーですが本日は休会。久しぶりに金曜日の朝、ゆっくりできるーと思いながらも習慣になっているのか朝4時半頃目が覚めてしまいます(汗)。少々ウトウトしましたが、5時半頃に自宅を出て6時過ぎから仕事をスタート。今日は午前中だけですが、仕事をします。倫理法人会の月末の会計処理や事務所の経理処理など片付けないと。

 

定額残業代の運用について相談を受ける機会が続きました。
定額残業代(みなし残業代、固定残業代)制度ですが、特定社労士の試験などでも定番ですね。定額残業代が有効と見なされるには幾つか要件があり、①就業規則や労働契約に定額残業代の制度を示す、②定額残業代が何時間の時間外労働分なのかを明確にする(就業規則や労働契約に示す)、③定額残業代は正しく計算された金額以上を支払う(みなし残業時間×時給単価×割増率)、④みなし残業時間を超過した際は、超えた時間分の割増賃金を支払う、あたりを満たしていないと定額残業代として認められない可能性が高くなります。結果、会社としては残業代を払っていながら、残業代未払い→遡及して支払うことになってしまうリスクがある訳です。
中小企業では、「残業代込みでこの金額」って感じで基本給を設定していたり、「○○手当は定額残業代相当(何時間残業しても金額は一緒)」として支給していることが散見されます。労使双方が納得していて特に問題が生じなければいいのでしょうが、労働者もいろいろなところで情報を得て「残業代って貰っていないのでは」となるかもしれません。定額残業代を活用するのであれば、そのリスクも理解した上で正しく運用することが必要です。

既に定額残業代を利用いる場合、給与明細で定額残業代と基本給などが分けて表記されているか、金額が適正なのかチェックする必要があります。また見なし残業時間を超えて残業している場合、残業代が支払われているかなども。

 

でも、相談の応じて、いろいろとお話しすると、「こりゃリスクもあるし、面倒だから通常の残業代を払った方がいいのでは」となることもあります。基本は残業したらその分きちんと払うのが一番透明性もあるし良いと思います。併せて残業時間の削減に取り組むことでより健全な経営に繋がるんだと思います。やっぱ残業代を含めて毎月の給与が構成されるのって不健全ですよね。残業代がなくても生活が成り立つようにならないと。本来、残業代は法律を守らないことへのペナルティなんですから。

 

では、今日はこの辺で。今日からゴールデンウィーク。皆さん、安全に気を付けて素敵な連休となりますように。

 

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