特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

360度評価

こんにちは。

東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。今日は11月26日金曜日。いつものように毎週金曜日の朝活である倫理法人会の経営者モーニングセミナーに参加してきて、事務所に10時前に出社。今朝は終わってから、役員の会議があったので、いつもより1時間くらい遅く出社です。
今朝の日野市は晴天ですね。事務所の窓から雲一つない青空が見えます。こんな時にドライブや山登りとかに出かけることができたらいいですよね~。そんな思いも抱えつつ、今日は一日内勤して就業規則の完成と処遇改善計画の作成に取り組みます。

 

先日、ご紹介いただいた企業さんから360度評価の導入を検討しているので、導入に際しての留意点を助言してほしいと依頼がありました。

360度評価は、通常、上司が部下を一方通行で評価しますが、その評価を職場の同僚などにも行ってもらうこと。結果、自分自身も評価されることになります。360度評価の大切な点の一つに何故導入するかを明確にすることだと思います。今まで上司が評価していたものを職員にも行ってもらいますので、職員から見れば負担が増えますし、また評価することそのものに慣れていない(やったことのない)職員もいると思います。その中で評価してもらいますので、その動機を明確にしないとやらされ感だけが生まれてる可能性があります。360度評価することによって、多面的な評価に繋がり評価の信頼性を高めたいのか、職員教育に繋げたいのかなど、経営者の考えを明確にしておく必要があります。
また360評価は、被評価者の行動に関して行うべきで、その人のスキルや仕事の成果は上司が行い、行動ですからチームワークとか積極性、協調性、コンプライアンスなどに焦点を与えた方が良いと言われています。評価はポイント制になると思いますが、単にポイントだけでなく評価者のコメントを求めた方が評価される方も自己の成長に繋がるでしょう。評価が終わったら、上司に依るフィードバックも重要と考えます。これをしないとやりっ放しになりますよね。
何にしても導入に際しては、時間軸で何をするのか、どのような準備をするのか整理しておくことが大切だと思います。
そして他の評価制度も同様ですが、一回で完璧なことも求めず、トライ&エラーを繰り返して進めるようにした方がよいと考えます。評価制度は企業文化にも繋がっていきますので、何度か進める上でその企業に合ったものが出来上がると思います。併せて、必要に応じて外部のコンサルタントの支援を受け事も必要かもしれません。経営者自らが導入を進めると、自己満足に終始する可能性もあります。外部の意見も冷静に聞きながら導入を進める(検討する)ことも重要と思います。

 

会社が大きくなることに伴い評価制度を導入しようとする会社もあるかと思います。自社に合った(継続できる)制度を導入することが大切ですよね。

 

では、今日はこの辺で。週末は気温も下がるようです。お互い体調管理に気を付けましょう。

sr-morita.com