特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

オリンピックと未成年者の深夜労働

おはようございます。

東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。今日は7月26日月曜日。今朝の日野市は薄い雲があるものの晴れています。6時前に自宅を出て事務所に来ましたが、未だこの時間は涼しいというか過ごし易いですね。いい気分転換になります。今日は一日内勤して、いろいろと雑多な業務を片付けるのと明日以降の訪問準備などします。

 

金曜日からオリンピックが始まり、連日熱戦が続き、ついテレビの前に座っています。昨日は柔道で阿部兄弟が揃って金メダルを取ったり、他にも金メダルが2つ取れてよかったですねー。開催すべきか世論も二分しましたが、今は開催した以上は選手には頑張ってほしいものです。オリンピックの開催については、運営や感染対策でネガティブな気持ちになった方が多かったんだと思います。今でも新規感染者数が増加していますので、オリンピックのお祭り気分だけに流されず、コロナ対策もしっかりとしてほしいですよね。


開会式も賛否両論でしたが、その中で社労士的におっと!思ったのが夜遅い時間の聖火リレーで東北の子供たちが登場したシーン。ご承知のとおり、労働基準法では15歳未満の未成年者の深夜労働(夜10時~翌朝5時)は禁止されています。但し、児童の健康及び福祉に有害でなく、軽易な業務である場合には、所轄の労働基準監督署長の許可を受けている場合に限って、満13歳以上の児童を使用することができます(なお、映画、演劇の事業=要は子役については、満13歳未満の児童でも使用は可能)。年末の紅白歌合戦でも、15歳未満の歌手については夜9時までにしていますよね。司会者が夜9時になると、15歳未満はここまで・・・なんて説明しています。そうなるとあの時間に登場する聖火リレーの子供たちは、子役の俳優さん?ですかね?
実際は労働者ではなく、ボランティアってことなんでしょうね。報酬が出ているのか分かりませんが(出したら労働者ですから、多分旅費の実費負担程度?)、たぶん労働者扱いしなければ問題ないってことなんだと思います。まぁオリンピックってことで少々ギリギリな判断でも通ってしまうんだと思います。あまりこの点を問題視するのも野暮ったい気もしますが(笑)。でも、こんな時に東北復興ってことで焦点を当てますが、なんか中途半端な気がするのは私だけですかね。。。

 

では、今日はこの辺で。

 

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