特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

読了報告㉑-粗にして野だが卑ではないー

おはようございます。

東京・日野市の特定社会保険労務士/アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。今日は6月28日月曜日。今月もあと僅か。今朝の日野市は晴天で、段々と夏の日差しになってきました。でもまだ朝は日陰に入ると涼しいくらい。今日は一日内勤で、午後からweb研修を受講するので、ラフな服装で出社しています。午前中は原稿を書き上げる予定。あとは助成金の申請書など作成することにしています。

 

今朝は6時過ぎに事務所に来て、昨日から読み始めた本を1時間読んで読了です。

『粗にして野だが卑ではないー石田禮助の生涯ー』城山三郎

 

先週の倫理法人会経営者モーニングセミナーで講話していただいた経営者が若いころに行き詰った時に読んだ本として紹介されたので、即ポチで購入しました。この本自体を知りませんでしたが、ロングセラーとのこと。初刊は1992年ですから、30年以上前の本になります。ちなみに「そにしてやだがひにあらず」と読みます。最初は野は「や」なのか「の」なのかどっちか分かりませんでしたが、「や」と読むが正しいです。本自体は200ページくらいなので、3時間程度で読めますので、週末の時間のある時で充分読み切れるボリュームです。専門書程難しいこと書いていませんし。

 

内容は、78歳で財界出身者として初の国鉄総裁に就任した石田禮助(いしだれいすけ)の生涯をまとめたもの。特に三井物産での勤務時代からが中心になっています。海外生活が長かったこともあり徹底した合理的なものの考え方や公的な(パブリックな)仕事に奉仕する姿勢、公私を分けることの大切さなど石田禮助の生きざまが痛快に描かれています。若干、その時代感もあったのでしょうが、家族は大変だったろうな(朝は6時にきちんと服を着て家族で食事など)と思う面もありますが、一本筋が通った方はこんな人なんだろうなと思いました。国鉄総裁として国会で答弁するときも、今で言う忖度なしで信念を語るので、国会議員が怒り出すこともあったようですが、最後は認められるような方だったようです。また国鉄総裁として、国鉄などの無料乗車券が支給されるのも断ったりなど。やっぱ今と違いますね。

 

仕事で読む本もそうですが、たくさんある本の中で何かを選ぶのって大変ですよね。特に仕事に直結しない本になると尚更です。その点、倫理法人会の講話で紹介される本だと、経営者として様々な苦労を経験した先輩方が読んで感銘を受けた本ですし、安心して(信頼して)購入することができます。あと本は気になったら、できるだけ即ポチで購入することが大切ですよね。何日か経って買おうと思うと、紹介された時の熱量が下がっていることもあって結局買わず仕舞いとなることも多いように思います。

 

では、今日はこの辺で。今日は本を読んだ分、いつもよりブログを書き終えるのが遅くなってしまいました。これから仕事モードに入ります。

sr-morita.com