特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

読了報告⑭-逆説の日本史23-

おはようございます。

東京・日野市の社会保険労務士/アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。

今日は火曜日。本来なら新宿で仕事ですが、今日はテレワークに変更になり朝から事務所へ。移動の時間が短縮されて大助かりです(笑)。新宿に行く時と同様に起きて自宅を出発。そうすると7時前には事務所に着きましたが、あまり仕事のリズムを変えたくないので、9時までの浮いた時間を有効に活用ということで事務所で雑多なことを片付けます。3月に開催するアンガーマネジメントのHPへの登録や部屋の片づけなどする予定です。そろそろここら辺の雑多なことは職員に委ねたいですね。やっぱ人を採用しないと。。。

 

週末に読んだ本の読了報告です。

逆説の日本史23-琉球処分廃仏毀釈の謎ー井沢元彦

【内容情報】(出版社より)
日本文化の構造的欠陥を糺す!

本書では、近現代史考察するための序論として「近現代史を歪める人々」と題したう1章を冒頭に特別に設け、日本民族が抱える最大の問題の一つである「バカトップ問題」について考察しています。
最高の教育を受け 優秀な成績を収めながら、一番肝心な常識がわかっていないエリートがなぜか組織のトップになってしまい、その組織を滅亡に導く……古くは、大日本帝国を破滅させた陸軍参謀本部、そして戦後は、「常識に欠け、きわめて傲慢」な点で旧陸軍と酷似した朝日新聞社が犯してきた罪について厳しく断罪します。
また、歴史教科書などではあまり詳しく触れられることが少ない「琉球処分」についても解説。沖縄はいかにして大日本帝国編入されたのか? 朱子学を通して琉球史を概観することができます。
さらに、明治政府が行なった「宗教の整備」について、全国を吹き荒れた「廃仏毀釈」の凄まじさーーあの奈良・興福寺五重塔さえもスクラップにして売り払われる寸前だったーーに焦点を当て、宗教史にも造詣が深い著者ならではの独自の解釈を盛り込んでいます。

ご存じの逆説シリーズの単行本の最新版(と言っても昨年発刊)です。単行本になると買って読んでいます。この本を買ったのは昨年でしたが、なかなか読む気になれずにいましたが、やっと読み終わりました。

シリーズもだいぶ現代に近づいてきて、今回は明治維新後の話しになり、歴史の授業ではほぼ触れない廃仏毀釈などがテーマになっています。ただ、歴史認識に関する報道(特に朝日新聞)とか歴史家への批判などにも結構なページを割いていて、ここのところはちょっと読んでいて疲れました(汗)。読んでてページが進まない理由でもありました。あと憲法問題についても、逆説本の中で何度も著者の考えは示されているので、少々耳タコ状態ですね(笑)。著者の主張には大いに賛同していますが。。。

ほか、江戸時代以降、朱子学が日本人(特に武士階級)の意識に大いに影響を与えたこと、逆に如何に毒害なものか何度も批評しています。朱子学については、歴史の授業では触れない箇所なので、読んでいてなるほどと思えてきます。著者の一貫したスタンスですが、歴史と宗教の関係性の重要さについては、単に学校の授業だけでしか歴史を学んでいない身としては大いに気付きがあります。この本を読んでいると、歴史を改めて学び直したい(授業とか受けて)気になりますね。次号も楽しみです。

 

では、今日はこの辺で。いつもよりかなり早めにブログを書き終えました。何だか良いことが起こりそうな。。。(笑)。また。

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