特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

読了報告⑬-LIFESHIIFT-

おはようございます。

東京・日野市の社会保険労務士/アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。今日は1月3日。お役所関係の仕事の方は、お正月休みも今日まででしょうか。私は今日も事務所に出勤です。朝、スマホを見るとマイナス3度になっていました。寒い朝を迎えています。

 

箱根駅伝創価大学が往路優勝しました。結局、夜のニュースを見ておらず結果だけyahooニュースで知った程度ですが、青山学院が伸び悩んでシード権争いに加わるとの意外な展開のようです。応援していた中央大学は18位で共に残念な状況となっていますが、選手それぞれは必死に走ったし、箱根駅伝に向けて頑張ったでしょうから等しく称えたいですね。
それにしても沿道の感染者の多さがニュースになっています。やはりお願いベースでは限界がありますね。新規感染者が増加しているとは言え、家族や職場で感染者が出て入院しているような方は未だ少数派でしょうし、どうしても気が緩むんだと思います。また大声を出す訳でもなく、黙って感染していればいいんでしょってなるんでしょうね。。。あとは政治家も会食してるじゃん、みたいな揚げ足取りのような開き直りをする方もいるかもしれません。
緊急事態宣言の発動も視野に入ってきました。今まで雇用調整助成金を活用し、金融機関や政府系機関から融資を受け資金の手当てをした会社も、再びの緊急事態宣言に伴う経済活動の停滞は大きな影響を受けるはず。雇調金は2月までで今の緊急対応期間が終了することになっていますし、先行きが心配ですね。。。

 

年末年始に読んだ本の報告です。

LIFESHIFT(100年時代の人生戦略)

【内容情報】(出版社より)
誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。

世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。

みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という
3つのステージを生きた時代は終わった。

では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。
その一つの答えが本書にある。

100歳時代の戦略的人生設計書。

以前、読んだ本ですが、年末に視聴した働き方改革等に関する研修ビデオの中で講師が勧めていましたので再度読み直してみました。400ページくらいあるため、まとまった時間のある時でないと中々読めないので。なお、この本は私が30年近く働いた会社を辞めるか思案していた時に読んで、背中を押される思いになった本です。

 

今は男性の平均寿命が約81歳、女性が約86歳と言われています。平均寿命は10年で2歳延びるようで、そうなると今の子供たちの半分は100歳まで生きることが普通になるとのこと。今の時代に定年を迎えるような世代であれば、学校で学び知識を身に着ける→社会人となり(終身雇用で)学んだことを活かす→引退し余生を過ごす、の3ステージでもやってこれました(年金もたくさん貰えるし、リタイアしてから亡くなるまでそれほどないため。)。しかし、これからは人生100年時代を見据え、社会人の間に学び直し(リ・クリエーション)したり、別な組織で働き新たな人的なネットワークを増やしたりすることが求められるようになってくるし、より長く働き、社会と繋がっていくうえでも必要になってくると様々なエビデンスなどを活用し説明しています。要は終身雇用で65歳まで働き続け、ハッピーリタイアできる時代は終わりに近づいているんだと思います。

現在、65歳までの雇用確保措置が法律で求められていますが、これが今年の4月からは就業確保措置に代わり、そう遠くない内に70歳までの雇用確保措置が義務化されると思います。そうでないと年金財政が破綻しますし、人口が減っている中で労働力の確保の面からも65歳は未だ若いですから活用する必要があります。その時にどのように社会と関わるか考えさせられる本だと思います。

 

今日はこの辺で。今日は夕方まで事務所で雑務します。

 

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