おはようございます。
東京・日野市の社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。
今朝の日野市はちょっと風がありますが快晴です。この後、雨が降るようで夜は雨脚も強まるらしいので、今日は車で事務所へ。暑い日が続き梅雨のシーズンに入りますので、徒歩通勤も厳しくなってきました。徒歩通勤の好影響で体重も落ちたので、今度は今の体重キープに気を付けないといけないですね。
今日は久しぶりに(約2カ月ぶりに)読了報告です。この2カ月助成金で振り回されて、(気忙しさもあって)本を読んだり、研修を受講する時間を取れていなかったことを反省です。もっと、こっちに時間を割かないといけないですね。
「地味を笑うな」-平野佳寿著
![地味を笑うな [ 平野 佳寿 ] 地味を笑うな [ 平野 佳寿 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/9113/9784847099113.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 1540 円
- 楽天で詳細を見る
ダイヤモンドバックスの選手かと思ってたら、今年からシアトルマリナーズに移籍していたんですね。先月、日経新聞で紹介されている記事を見て、タイトルに惹かれて速攻購入しました。中継ぎで活躍しているのはニュースで知っていましたし、オリックスでプレーしていたのも知っていましたが、同じくメジャーで活躍するマー君や大谷選手に比べたら、確かに中継ぎですし、華やかなイメージはないですよね。テレビの放映時間も短いし(笑)。
【内容情報】(出版社より)
地味を笑うな! 地味を恥じるな! 地味を誇れ! シアトル・マリナーズの平野佳寿投手が綴る、MLBという?ド派手?な舞台でも最強に光り輝く?地味?という哲学。「僕は自分のキャリアも言動も地味であることを自覚していて、
しかもそれをけっこう肯定的にとらえている。
ところが一般的には、地味であることを否定的にとらえる傾向があるように思う。
この本の目的は、僕のこれまでの野球人生において、その節目節目にどのようなことがあり、
なにを考えて、どう行動してきたかを知ってもらうことで、?地味?であることの素晴らしさを多くの人に伝えることだ」(著者より)
誰もが華やかな(本の中では「派手」な)選手にはなれず、地味な選手がいるから派手な選手が生まれること、地味であることは何ら卑屈になるようなことではないこと、地味ではあるが、日々コツコツと続けることが周囲からの信頼に繋がり、それが結果的に自分への自信に繋がることなど。また野球をはじめてから高校、大学、プロ野球、メジャーへの折々の転換期で考えたことなど本人の発言を文章化しているので、非常に読み易くまとまっています。昨日は夕方から読み始めて、概ね2時間程度で読了でした。
物事を冷静に俯瞰してみることの大切さが分かります。誰もが自分の信じたやり方で続けることができる訳ではなく、平野選手で言えば、自分の役割や置かれた現状によってはプレースタイルの変更や取り組む内容が変わることが求められます。その際に、自分が絶対、との考えも必要でしょうが、冷静に物事を見て判断する素直な気持ちも必要で平野選手がそれを持ち合わせていたからこそ、ここまで長くプレーを続けることができているように思います。
野球をやる子供も減ってきているようですが、多くの野球少年にとって励みになる書籍だと思いました。身体的に恵まれてなくても、めげずに今やるべきことに取り組むことは、誰かの目に留まり、次のステップに繋がる。大人でも同じですよね。
今日は午前中は顧問先ではないですが、ご縁のあった企業さんとZoom打合せ。午後は昨日見ることができなかった年度更新の研修ビデオを視聴します(昨日は社労士会東京会の必須研修を先に視聴)。今月も中旬に入りました。日々の業務に流されていると、あっという間に夏も終わり、1年が終わってしまいます。自分を磨き、新たな提案や新たな活動をすること、大切ですよね。
では、また。