特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

雇用調整助成金が小規模企業向けに簡素化されました

おはようございます。

東京・日野市の社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。

今日の日野市は霧雨程度の雨です。ちょうど自宅を出る6時半頃に雨だったので、珍しく電車で事務所へ。少し肌寒いですね。事務所に着いてからyahooの天気予報を見ると、今日の最低気温は10度、寒い訳です。。。(汗)。

 

昨日の午前に厚生労働省から雇用調整助成金の小規模企業向けの手続きの簡素化に関する情報が公表されました。

1.小規模事業主の申請手続の簡略化について
 
 雇用調整助成金の支給申請に当たっては、従業員1人当たりの平均賃金額を用いて助成額を算定していました。
 今般、小規模の事業主(概ね従業員20人以下)については、「実際に支払った休業手当額」から簡易に助成額を算定(※)できるようになりました。
 また、休業についての申請様式を簡略化するとともに、支給申請をスムーズに行うことができるよう、申請マニュアルを作成しました。
 
 ※  助成額 =「実際に支払った休業手当額」×「助成率」 

これに合わせて提出書類も変更になっています。先週取得したところもありますが、仕方ないので再取得です。また書類も大幅に簡素化されており、これなら社労士に依頼していない企業でもできるのではないかと思います。既に受託している小規模企業は提出まで行ってしまいますが、今後、新規の小規模企業は自分で行うようご案内するようにして、原則お引き受けしないようにします。でも、これだけ簡素化できるのであれば、最初からやってくれ!って感じです。この書類作成にどれだけ時間を要したか。今までの手間賃を厚労省に請求したいくらいです。

今お引き受けしている企業でも小規模のところは、かなり短時間で仕上げることができそうで少しホッとしています。

 

他にもオンライン申請が始まるようです。

2.雇用調整助成金のオンライン申請開始について
   
 これまで、雇用調整助成金の支給申請は、窓口へ持参するか郵送しなければなりませんでしたが、事業主の更なる利便性向上のため、オンラインでの申請受付を開始します(5月20日(水)12:00より)。ホームページは次のとおりです。
 なお、申請にはメールアドレスとショートメールが受け取れる携帯電話が必要になりますのでご準備いただき、ホームページへアクセスしてください。

オンライン申請のマニュアル を見ましたが、紙の書類を添付ファイルで送るだけのようなので、一旦紙ベースで作って送る必要がありそうです。作業の簡素化にはなりませんが、簡易書留で送ったりするコストが軽減されるくらいでしょうか。最初はスムースにオンライン申請できない可能性もあるので、実際に使うのは数日様子見しようかと思っています。

 

ほかに休業等計画届の提出が不要になること、助成額の算定方法が簡略化されるなどの変更がありました。ただ、支給額の上限(安倍首相曰く15,000円)が未決定なので、今は上限8,330円のままです。これだと後ほど差額の申請をすることになりそうです。これも早く決定して欲しいですね。上限額によって5月分給与での休業手当の見直しを検討する必要が出てくるので。簡素化されるだけなく、上限額も一体として決まらないところが(予算編成の関係があるとしても)スピード感のなさを示しているように感じてしまいます。。。

 

今日は一日助成金申請書の作成や明日、退職金制度の導入に併せてidecoの利用を検討している企業で打合せがあるので情報の整理などします。あと請求書の発送なども行わないと。いい加減誰か採用しないといけないと真剣に悩んでいます。そうすると引っ越しもしないといけないし、まだ実務経験も乏しいので自分でもっと体験もしたい想いもあるし・・・。ただ雑務で時間を取られるのが無駄に感じますね。

 

では、今日はこの辺で。

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