おはようございます。
日野市の社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。
今日は日曜日、少し曇った朝です。昨日に比べるとちょっと寒いですね。今日も外出自粛要請を受け、できるだけ自宅予定です(ちょっと買い物には出ます)。
都内では昨日、新型コロナウイルスの感染者がはじめて3桁(117名)になり、いよいよ緊急事態宣言がカウントダウンとなった感じがしています。明日あたりに発令でしょうか。。。日常生活が困らないよう生活必需品関係の仕事は継続できるようにするそうですが、さりとてそれ以外の仕事がストップして自宅待機になるのでしょうかね??私も明日から新宿で相談員のアルバイトが始まるんですよね。。。どうなることやら、です。
昨日は事務所で雑務整理後、本屋さんで衝動買いした本を読んでました。
小さな会社にピッタリの使える労務管理術(西村聡著)
本屋でパラパラと見て、採用から退職まで全体像を示していて読み易そうだったので、買ってみました。
社労士などの専門家向けではないので、〇〇法第〇〇条などの表現はほとんど出てきません。平易な表現で社労士でない方でも理解し易く、著者の社労士として長年の経験に裏打ちされた労務問題への考え方や対処方法などが具体的に示されています(3時間程度で読めると思います)。中小企業は社長の個性や考え方が労務管理に現れます。法律を逸脱するのはもちろん問題ですが、社長の納得感を得た労務管理が大切であり、経営に活かすことに繋がります。本では社長が理解し易い説明となっており、「なるほどな~」と思えることも多々ありました。特に採用の考え方や人事評価の考え方などは、小規模な会社ならではの考え方であり私自身も大いに参考になりますした。
【内容情報】(出版社より)
◎22年間、トラブルに対処してきた社労士が厳選した労務管理の最重要ポイント
求人から退職までーー
ここを押さえれば会社はどんどん良くなります!
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求人広告・採用・雇用契約
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労働時間・残業・有給休暇・人事考課
↓
問題社員対応・退職勧奨
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◇社長にストレスのない性格の人を採用する
◇雇用契約書の記載の仕方でトラブルを防ぐ
◇ヘッドハンティングではこうして採用する
◇タイムカードは白紙の小切手だと認識する
◇固定残業代で社長と社員のギャップを埋める
◇社長にとって悩ましい有給休暇はこう考える
◇パワハラが起こりにくい企業文化を醸成する
◇社員への?社長の一言?が問題を未然に防ぐ
◇離職日には社長が最後に両手で握手する
……等、状況に応じた具体策や、働き方改革の対応策も掲載!
また著者の事務所で使っている労務関連書類なども公開されていて、それを使わせてもらうだけでも社労士事務所からすると本代分の価値はあると思います。難しい専門書も必要ですが、目線を現場に合わせた本も読んで如何に経営者や担当者に理解してもらえるか考えることも大切と思いました。
では、今日はこの辺で。またー。