特定社会保険労務士・アンガーマネジメントファシリテーター盛田の日々活動ブログ

東京都日野市で社会保険労務士、FP、アンガーマネジメントファシリテーターをしています盛田です。開業間もなく日々奮闘している記録ブログです。

研修報告④-社労士会後期必須研修 外国人雇用問題ー

おはようございます。

日野市の社労士・アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。

今日は16日日曜日・・・。ですが、今回は土曜日に書いています(笑)。

今日(16日)は朝6時30分から地元商工会にてアンガーマネジメントをテーマに講演することになっており、いつものように朝、ブログをアップすることができません。そのため、今回は前日に書いて、予約投稿します。

 

アンガーマネジメントの研修報告は、また改めて。受講者が地元の経営者だけでなく高齢の方もそれなりにいるので、アンガーマネジメントが伝わるかな・・・少々心配ですが、まぁできることを丁寧にするだけです。

 

金曜日は東京都社労士会主催の必須研修会でした。社労士は必須研修会の制度があって、東京会では年に2回研修が行われます。今回から支部単位でなく、東京会が会場を数か所指定して、他支部の方も参加できるようにして開催されました。なお、研修は今回のようにライブで受講もできますし、後日、webで視聴できますし、東京会の会場でDVD視聴も可能です。ただ、ライブでないと先ず寝てしまうと思って受講です(まぁ地元開催ですし)。

 

で、昨日は立川にある「たましんRISURUホール」の大ホールで開催でした。

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研修会場にて

必須研修なので、人も多いかなと思って行きましたが、席はまばら(-_-;)。

 

目視ですが、150名くらいかな。。。これなら他の会場でも全然よかったのでは?会場費、もったいないな・・・と思いました(まぁ結果論ですが)。

 

研修ですが、写真のとおり「外国人労働者の雇用環境整備」がテーマでした。今後の労働力人口の減少に伴い女性や高齢者と合わせて就労増加が期待される外国人の就労に関する研修です。

 

研修では最初の1時間ほどビザ発給の仕組みやビザについて説明がありました。前職でも外国人雇用に強味を持つ行政書士の方の講演を聞いていたので、復習になりました。もっとも社労士が外国人労働者のビザに関し、支援や助言は難しいのではないかな・・・。仮に間違ったりしたら、労働できない(帰国するしかない)ので、中途半端な知識での助言は危険ですし、手続きの代行は業法違反になるかと思います。

 

後半は外国人労働者の働き易い職場作りがテーマ。正直、もう少し掘り下げてほしかったですね。ただ新しい労働セグメント(今回で言えば外国人)が職場に入ることにより、副次的な効果(生産性の向上、日本人通しのコミュニケーションの向上など)に繋がるとの説明は、なるほどな・・・と思いました。均等法ができ女性の就業機会が増えたことにより、女性が働き易き職場作りに繋がっただけでなく、新入社員や高齢者にとっても働き易い職場になったとの説明は納得感がありましたし、外国人でも同様と思いました。

 

外国人が安価な労働力の時代は終わった・・・。30年前のベトナムと日本の賃金格差は275倍、中国とも70倍あったそうです。だから、嫌でも1年我慢して働けば、国に帰って裕福な生活ができた。今はそんな時代ではない。まさに、ですよね。

 

技能実習生制度下の搾取や奴隷労働のようなニュースを見ると、日本の恥と感じてしまいます。今はそれでも日本で働きたいと思ってくれる外国人がいますが、数年が経ち気が付けば日本が就労環境として魅力のない国にならないようにしないといけないですよね。社労士としてもやれることがあると思いました。

 

では、日曜日のセミナー結果は改めて。ではー。

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