おはようございます。
日野市の社労士・アンガーマネジメントファシリテーターの盛田です。
今日は土曜日。暖かい朝です。
今日は出勤で明日の講演の準備やHPの更新などしようと思っています。案外と雑務に時間がかかるってことが開業してみてよーく分かりました(^▽^)/。
今月も早いもので半分を折り返したところです。なかなかお客様が増えないですね。。。研修講師や執筆で露出が増えている(それに伴いグーグルでの検索も)ので、遠からず成果に繋がると期待はしていますが、先に事務所の資金繰りが干上がらないかと。。。(笑)。
今日は先日、地元の信金さんが主催したセミナーで受講した講師の著書を早速楽天で購入(頼んだ翌日に到着)して読みましたので、その読了報告です。
売上を、減らそう(中村朱美著)
読んだ感想ですが、素直に良かったです(笑)。経営者の愛が溢れています(笑)。
セミナーで聞いたときに、今一つ腑に落ちないところも理解できましたし、話していたことが本でも同じことが書いてあったので嘘はないな、と思いました。案外と話していることと実際が違うこともあったりしますよね。
読みやすい本なので、本が到着してから一気に読み切ることができました。普段読む法律や労務の本では、こうは行かないです(笑)。
本の中で心に残ったフレーズです。
・コミュニケーション力は、あくまでも社員が持っている得意なことの一つに過ぎない
・社員が急に安んだら(社員が足りなければ)、売上を減らせばいい
・売上と広報は社長の仕事で社員の仕事ではない(その分、社員は現場でお客様の満足度を高めることに専念)
・従業員の多様性はお客様の多様性を生む(従業員の多様性は副次的にお客様に優しいお店に繋がる、また外国人の来客は今や40%)
・大規模災害はこれから毎年に様にやってくる。それを想定した事業展開を
・一生懸命に働く人を大切にする(人間的に不器用な人でも一生懸命、コツコツやることができる人は立派な戦力になる)
人に優しい(甘いではなく)職場であり、経営者の想いが伝わる本でした。
ただ、逆に素朴な疑問というか限界点と感じる点ですが、
・今以上の売上拡大戦略として、フランチャイズ展開を描いていますが、その担当者は今の店舗のような働き方(残業なし)は難しいのではないか。拡大することによって、店舗従業員は別にして、バックヤードの社員は結果的に他のフランチャイズチェーンと同じになってしまうのではないか。
・今の仕組みでは、飲食店の正社員の給与水準は限界があるのではないか。
・経営者として儲けを二の次にすると、その価値観に同意できる方は案外と少ないのではないか。理解できるもののリスクを取って創業した以上、大きく儲けないと意味がないのでは?
・やはり京都という地域のブランド力が成功に寄与した面は否定できないのではないか。などなど
でも、ここのステーキ丼は一回食べてみたいですね。整理券を貰わないと食べることができないようなので、事前に決めて訪問しないと(ふらっと行ってもダメみたい)いけないですけど。
では、またー。これからセミナー講師準備します!